「気象病」をご存氏ですか？

 

“気象”の“病”と書いて、「気象病（きしょうびょう） 」と読みます。 　

 

季節の代わり目などでなんとなく身体がダルい、 身体の節々が痛い...

そんな経験ってあったりしませんか？ 　　　

 

それに、あまり聞き慣れた病名ではありませんよね。 　

 

それもそのはず！この病は、医学的に明確な病名ではありません。 　

 

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ひとくちに「気象病」と言っても、大きくわけると2つに分けられます。

 

 ＜1つ目＞

ダルさ、イライラ感、目まいなどの、

「体調にかかわる不調」です。

​

＜2つ目＞

肩や首などの節々の痛み、頭痛（特に片頭痛）などの

「痛みにかかわる不調」です。  

 

いずれも気温や気圧の変化に身体が対応できていないのが要因だと

いわれています。  

 

特に気圧差！

みなさんも体感したことあるんじゃないですか？  

 

「気圧が高いところから低いところに変わったら頭が痛いな～、

だるいな～」といったこと...。  

 

実はコレ、ちゃんとした身体の反応でした（笑）。  

 

身体の平衡感覚を担当している場所を“内（うち）”の“耳（みみ）”と

書いて内耳（ないじ）と言います。  

 

ここは気圧の変化を感知して、それを脳へと信号を送る

「気圧のセンサー」の役割をしています。  

 

しかし、その変化に対応するために脳への情報信号を送ると、

逆に脳が混乱して自立神経のバランスが乱れてしまいます。  

 

そんなわけで発症するんですね。  

 

例えば、エレベーターで高層階へ昇ると耳が「キーン！」

としたことはありませんか？

 

これって、内耳で起こっているんですね。  

 

また、気圧が下がると血管やリンパが膨れ上がって血圧が下がります。

 

それによって脳を圧迫して片頭痛が起こったり、目まいやダルさ

などが起こりやすくなんですね。  

 

おまけにコレ、日本ならではのものだったりします。  

 

天候の変化が起こりやすいのは春と秋です。

 

ピンときました？  

 

コレ、梅雨前線の停滞や台風（熱帯低気圧）が多い時期ですよね。  

 

このような、天候が変わりやすい時期は気圧が急激に下がってしまうで、気圧差に追いつけなくなってしまって気象病が起こりやすくなるんですね。  

 

関節痛やリウマチも、低気圧に伴う体内の圧迫によって起こる炎症反応

ですが、高温湿度や気温低下により身体がむくんでしまうと、さらに痛みが強くなると言われています。  

 

「古傷が痛む」といった言葉がありますが、

これも関節痛を表す言葉の一つですね。  

 

こういった症状をお持ちの方、

日本全国で1000万人以上といわれています。 　

 

どうですか？みなさんも心当たりはありませんか？  

 

「ユーラシィー」では、あなたの健康を

サポートするお手伝いをさせて頂きます。